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私が5歳の時、父の教えもあり空手を習い始めたことが格闘技との出会いでした。空手の稽古を通じて肉体的な強さだけではなく、尊敬・感謝・忍耐という精神も養われましたし、 や礼節を重んじる重要性を教えてもらいました。

少年時代に横浜アリーナでK-1グランプリを観戦し、将来この舞台に立ちたいと思ったことがキッカケでキックボクシングに興味を抱きました。

2008年、私は18歳で初めてキックボクシングを体験しました。
空手との違いに戸惑うことはありましたが、その時の先生、私の師匠がとても優しく教えてくれたことで、キックボクシングをもっとやってみたいという気持ちが強くなり、それからどんどんキックボクシングにのめり込んでいきました。
いつしか「キックボクシングでチャンピオンになる」というを描くようになっておりました。

チャンピオンになることは簡単なことではありませんので、厳しい練習に時にはくじけそうになりましたが、幼少期に培われた精神力により、何度も壁を乗り越えることができ、2013年にはキックボクシングのチャンピオンになる夢を叶えることができました。

このころから、私の人生を変えてくれたキックボクシングという素晴らしいスポーツを世の中の人にもっと知ってもらうという新たな夢を描き始めました。

チャンピオンとして更なる高みを目指すことで、新たな夢を叶えることができると信じて1日1日を全力で生きていましたが、「これ以上競技を続けたら死ぬかもしれない」という病気が発見され、ドクターストップにより選手生命を絶たれることなるとは、まさに寝耳に水のような話でした。

つい昨日まで「生」しか見えていなかったのに、突然「死」をまざまざと意識させられた瞬間でした。
「まだ○○歳なのに、これからなのに」と自暴自棄になりかけたこともありましたが、できる家族や仲間が心の支えになり立ち直るキッカケを与えてくれました。
そして、キックボクシングを世に広めるという夢は絶対に叶える、諦めないという気持ちを思い出すことができた私は、今までより広い視野でキックボクシングというスポーツを考えることから始めました。

キックボクシングには人種、民族、国籍、性別、年齢、宗教、思想による偏見や差別がなくを重んじており、様々な困難に直面している人々を支えたり救ったりすることができること、そして国際交流への貢献、ひいては世界平和の実現に寄与できるパワーを持った素晴らしいスポーツであるという考えに辿り着きました。

私はますますキックボクシングの素晴らしさを早く世に広めたいと思い、新たな挑戦を決意しました。

そのを形にしたものが【TARGET SHIBUYA】というキックボクシング＆フィットネスジムです。
2015年2月、TARGET SHIBUYAは私の夢と想いを乗せて動き始めました。

私の人生における原点でもあるキックボクシングと宮城大樹自身の人生において特に大切にしたい想いを私のリングネームである【Dyki】の頭文字【D】に込めて【５つのD】とし、行動指針といたします。

これらの要素を忘れることなく、TARGET SHIBUYAを通じ、キックボクシングやフィットネスが皆様の人生の一部となり、ライフスタイルに欠かせない存在になれるよう取り組んで参ります。

キックボクシングは「恐い」「痛い」といったイメージをお持ちの方も多くおられると思います。

しかし、私が初めてキックボクシングを体験した時にはそのようなことは思いませんでした。
それは、先生が優しく丁寧に教えてくれたからです。

そんな私の経験を基に、TARGET SHIBUYAでは『セミパーソナルトレーニングシステム』という、これまでのキックボクシングジムにはない、皆様のトレーニングの最初から最後までインストラクターが付くというスタイルで運営しておりますので、初心者の方や女性でも安心して楽しんでいただけるジムになっております。

キックボクシング＆フィットネスを世に広めることを中心としつつ、その他にも様々な企業活動を通じて「皆様になくてはならない存在になること」を目指し、社会貢献できる企業にして参ります。

これからのTARGET SHIBUYAに是非ご期待ください。

TARGET SHIBUYA
代表
宮城　大樹